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【未成年の家出】SNSを足がかりに、友人宅にいる娘さんを発見・保護

依頼のきっかけ: 高校2年生の娘さんが、進路のことで母親と激しく口論になった翌朝、「少し頭を冷やします」という置き手紙を残して家を出てしまいました。警察に捜索願を出したものの、「家出人として受理するが、事件性が低いため緊急の捜索は難しい」と言われ、ご両親が探偵に依頼されました。

調査内容: まず、娘さんの交友関係を整理し、特に親しい友人や彼氏の情報をリストアップ。並行して、娘さんが利用していたSNS（InstagramやX）の投稿やフォロー関係を徹底的に解析しました。

判明した事実: SNSにて娘さんの別アカウントを特定。そこでの友人とのやり取りから、同級生の彼氏の家（一人暮らし）に身を寄せていることが判明しました。投稿された写真に写り込んだ窓の外の景色などからも、場所を特定することができました。

調査後の展開: ご両親は探偵と共に彼氏のアパートへ向かいました。最初は反発していた娘さんも、心配して駆けつけた両親の姿を見て、冷静に話し合う気持ちになったそうです。第三者である探偵が間に入ることで、感情的にならずに話し合いが進み、その日のうちに無事帰宅。その後、親子関係を修復するきっかけとなりました。

【借金苦による失踪】夜逃げ同然に姿をくらました夫の捜索
依頼のきっかけ:
自営業を営んでいた夫が事業に失敗し、多額の借金を抱えていました。ある日、「家族に迷惑はかけられない」という手紙を残して失踪。自宅には債権者が訪れるようになり、途方に暮れた奥様からのご依頼でした。

調査内容:
夫の過去の職歴、交友関係、趣味（釣り）などの情報を元に、立ち寄りそうな場所を全国規模で調査。金融機関のわずかな出金履歴や、ETCカードの利用履歴などを丹念に追い、徐々に移動先を絞り込んでいきました。

判明した事実:
調査の結果、夫は故郷から遠く離れた地方の大規模工場への派遣会社で、住み込みで働いていることが判明。誰とも連絡を取らずにひっそりと暮らしていました。

調査後の展開:
奥様が現地を訪れ、夫と涙の再会。「死ぬことばかり考えていた」と話す夫を説得し、一緒に帰宅しました。その後、夫婦で弁護士に相談し、法的な手続き（自己破産）を取ることで、借金問題を整理し、家族で人生をやり直すことを決意。逃げるのではなく、問題と向き合うきっかけを探偵が作りました。

【事件性の疑い】オンラインゲームで知り合った相手と会って失踪した娘さん
依頼のきっかけ:
中学1年生の娘さんが、「友達の家に遊びに行く」と言って出かけたまま帰宅せず、携帯の電源も切られていました。警察に捜索願を提出後、娘さんの自室のパソコンを調べたところ、オンラインゲームで知り合った年上の男性と「今日、駅で会おう」と約束しているメッセージが見つかりました。誘拐事件に巻き込まれた可能性を危惧したご両親からのご依頼でした。

調査内容:
警察と情報を共有しつつ、探偵は得意とするネット調査を開始。男性が使っていたハンドルネーム、アイコン画像、過去の発言など、ネット上に残された僅かな痕跡から個人を特定する「プロファイリング」を行いました。

判明した事実:
ネット調査の専門家が、男性が過去に利用していた別のSNSアカウントを発見。そこに投稿されていた写真の背景に写る特徴的な建物や、友人とのやり取りから、居住しているおおよNそのエリアを数時間で割り出すことに成功しました。

調査後の展開:
探偵が特定したエリア情報をすぐに警察へ提供。その情報が決め手となり、警察の捜査によって男性の自宅が特定され、娘さんは無事に保護されました。男は未成年者誘拐の容疑で逮捕。警察の捜査力と、探偵の機動的かつ専門的なネット調査能力が連携し、事件の早期解決に貢献した事例です。